博物館の特徴
佐伯市歴史資料館は、平成27 年5 月、城山のふもと、近世城下町の景観を残す「歴史と文学のみち」の起点に開館しました。この場所は、江戸時代には佐伯藩の役所として、明治時代には旧藩主毛利家の屋敷として利用され、佐伯の歴史において重要な役割を果たしてきました。
当館では、江戸時代を中心に、中世(平安時代末期~戦国時代)から近代初頭(西南戦争)までの地域の歴史を主要なテーマとしています。常設展示では、中世に勢力を誇った佐伯氏と栂牟礼城、佐伯藩の成立と初代藩主毛利高政、佐伯城と城下町の建設、政府軍と西郷軍の攻防を伝える西南戦跡などをわかりやすく紹介しています。また、屋外展示として、藩役所の門として使われた「三府御門」、毛利家屋敷の一部である「毛利家御居間」なども公開しています。
「城と城下町のフィールドミュージアム」をコンセプトに、佐伯の貴重な歴史遺産を探求する多彩な活動を展開しています。
主な展示品
神ノ原遺跡出土土器片(縄文時代早期)(条痕文、山形文、無文、楕円文など)
神ノ原遺跡出土石器(縄文時代早期)(有舌尖頭器、石鏃、礫器、石鹸形磨石など)
土偶情報
展示なしー所蔵もなし
常設展示の写真撮影可否:撮影可(フラッシュ撮影禁止)