博物館の特徴
出雲大社から徒歩5分の場所にある大型の県立博物館で、島根県の歴史や文化を紹介しています。
荒神谷遺跡から出土した358本の銅剣・16本の銅矛・6個の銅鐸(国宝)や、加茂岩倉遺跡出土の銅鐸39個(国宝)、古の高層神殿を想像させる出雲大社本殿の巨大な宇豆柱(重要文化財)などを展示しています。
主な展示品
縄文時代の展示物は、島根県内で見つかった縄文土器や石器、木器、勾玉、土偶などを展示しています。
隠岐島は黒曜石の産地で、採れた黒曜石は石器の材料として幅広く使われました。
出雲市で出土した長さ約6mの丸木舟は、ほぼ完全な形で残っています。
土器の中には、日本列島最古段階のイネの圧痕が残る土器もあります。
土偶は合計12点、県内出土の半数を展示しています。
このうち飯南町出土の大型土偶は、両足を折り曲げて座り、手を組む姿勢だったと考えられ、東北地方から運び込まれたものとみられます。
この大型土偶は復元品も展示しています。
土偶情報
展示有り
常設展示の写真撮影可否:撮影可(一部に撮影不可の展示あり、フラッシュ撮影は不可)