遺跡の特徴
モース博士が発掘した日本の考古学始まりの地です。こちらは品川区で300mほど南の大田区内にも大森貝墟の記念碑があります。どちらがモース博士が発掘した場所なのかをめぐって長く議論があったようですが、現在は品川区側のこの場所で発掘が行われたと考えられているようです。
現地は、遺跡公園として整備されています。公園内のあちらこちらに説明用のパネル等の掲示はありますが、当時の様子を想像するのは難しいでしょう。奥の目立たない場所に記念碑や貝塚の貝層の様子を知ることができる場所があります。
すぐ横を走る線路の向こう側がかなり低くなっており、当時の海の様子を想像することはできるでしょう。
主な出土品
出土品は、直ぐそばの品川歴史館に展示されています。
石器、土器、骨角器等。
赤彩された土製耳飾り、土偶等。